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【第二日目】
明けて翌日、山荘の周りは一面霧が立ち込めていたがとりあえず記念撮影後、晴天を祈って出発。
皆の祈りが通じたのか霧はだんだん薄れ、「室堂山展望台」に着いたころにはすっかり晴れて北アルプスの
山々や、そしてはるかかなたに槍ヶ岳もちょっぴり顔を覗かせ一同感激!!
浄土山登山口から浄土山(2851m)を経て、一の越
までのコースはなだらかなアップダウンの繰り返し、
チングルマ、ヨツバシオガマ、イワイチョウ、イワキキョウクロユリなどの沢山の高山植物にも出会えた。
そして着いた一の越から「雄山」への登りは大勢の
登山者で大混雑、大きな岩屑の尾根の急登をルートを慎重に選びながらやっとの思いで山頂に到達、雄山の三角点は2991m、最高地点は社殿のある3003mとの
こと、さらに岩尾根を登り、社殿でお祓いを受けているとポツリと顔に、お神酒をいただいて大急ぎで降りてザックを担ぐころにははや本降りに、雨支度もそこそこに
次の目的地「大汝山」に向かった。
大汝山(3015m)、富士の折立(2999m)、真砂岳
(2861m)は篠つく雨と稲妻、雷の洗礼を受けながら
3時間ほど縦走して眼下に当日の宿舎「内蔵助山荘」が見えてほっと一息。
小屋に一時間後に着いたグループは大汝山で立往生
したとのこと、リーダーの賢明な判断に感謝!! |