山行レポート 

  夏山講習会  2014.7.26~28

  
立  山


例年行われている夏山講習会は今年で14回目を迎えました。
この講座は夏山初心者が対象ですが根強いファンもあり、毎年受講を希望されるかたもあります。
5月14日の机上講座を皮切りに、六甲でトレーニング山行2回を終えて、7月26日(土)、あこがれの立山へと出発しました。
今年は夏の高気圧が弱く、山の気象は不安定でCL、SLの方々は大変気を使われたようです。
悪天での行動など受講者にとって肌で感じた中味の濃い講習になったとの感想が挙げられています。


 CL: No. 2175 K.M   SL: No.1884 M.T
研修部スタッフ:No.15 N.H  No.2253 M.H
参加者数 :21名 (12:11)
写真: No.15 N.H  No.2253 M.H  No.2444 C.S
               編集: No.15 N.H





 地図はこちら→


    1日目  7月26日(土)     天候:晴れ
1日目は日本一の落差と言われる称名の滝を見学してから立山へと向かいました。
雷鳥荘での夜は、満天の星空で天の川や流れ星を見ることが出来、感動ものでした。
行 程 西宮(7:00)==立山IC==桂台…称名ノ滝(13:10/14:15)…
桂台P==室堂平(15:30/45)…みくりが池…(16:15)雷鳥荘(泊)



   

立山に来ればこの名水をまず一杯
 落差350mの称名ノ滝   室堂センターにて 雄山をバックに     


 
たっぷりと雪解け水を湛えたみくりが池
 
   明日からの予定、真砂岳から別山への稜線をみくりが池越しに




    2日目  7月27(日)     天候:風雨のち曇り一時晴れ
 2日目の夜半から前線の通過とともに風雨となり、朝の出発を遅らせ、小降りになるころから出発しました。予想はしていましたが風雨再来。一ノ越山荘で停滞すること2時間。気温が下がるので防寒着やカイロを身につけたりして待ちました。
その後、天候回復傾向にて行動を開始、時折り強風で飛ばされそうになりながら、全員無事に内蔵助山荘に着きました。
 行 程 宿舎(7:55) … 一の越山荘(9:20/11:20) … … 雄山(12:40/13:05) … …
大汝山 (13:35/13:50)…… 真砂 岳(15:10)… (15:30)内蔵助山荘(泊)


   
 雄山の登り、山頂は目前。強風とガスの中、流れる雲の合間に晴れ間が出た。    悪天候で登山者が少なく、いつもは大賑  わいの雄山神社には人影が無い 



    大汝山のピーク直下
   
  真砂岳側から富士の折立を振り返る    真砂岳手前での休憩 


 
内蔵助山荘からの後立山方面(針ノ木岳、蓮華岳など)     翌朝の後立山方面の夜明け(鹿島槍ヶ岳、五竜岳、~白馬岳)





    3日目  7月28(月)    天候:晴れ 
 縦走2日目。前日とはうって変わって快晴となり、360度の展望や高山植物を楽しみながら別山~別山乗越へと回りました。
別山へ着くと待望の剱岳が目の前に現れ、一同、大歓声。いつかはアタックしてみたいと夢が膨らんだメンバーもあったようです。
 行 程 宿舎 (6:35)… 別山 (7:35/50)… 剣御前小屋(8:15/25) … 雷鳥平(9:40/50)…
雷鳥荘 (10:30)… 室堂センター (11:00/30)== 美女平 ==

グリンパーク吉峰 (12:45/13:10)== 立山IC(14:25) ==(20:10) 西宮


 
快晴の朝、元気に出発   これから向かうどっかりとした別山。背後に剱岳本峰の頭と八つ峰が見える。


   
 大日岳方面    別山より雄山、浄土山方面。中央あたり浄土山の奥に岩山の龍王岳、その奥に笠ケ岳が見える。    剱岳をバックに
※ 上3枚は拡大出来ます    


 剱岳 1    剱岳 2
 



 
お花畑に咲くチングルマ
   
 
   残雪たっぷりの雷鳥沢を下る    称名川に架かる橋を渡って室堂へ 


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 シナノキンバイ
タテヤマリンドウ
ハクサンイチゲ 




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