山行レポート

    兵庫史を歩く№9        播磨 そうめんの里   
 マンホールの蓋は赤トンボ 2020年 9月 21日 (月祝 ) 觜崎摩崖仏


 ランク S : 距離 6.0km : 歩行時間 2時間10分 : 天気 晴れ
CL  №1205 T.K : SL №1218 K.K
参加人数 13名 (男性 4名 ・ 女性 9名)
レポート №1205 T.K : 写真&地図  №1205 T.K : 編集 №1807 T.T 

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・兵庫史を歩く№9は「揖保乃糸」の本場を訪れた。
・真っ青に晴れ渡った好天のもと、 「揖保乃糸・資料館そうめんの里」のほかには人影の少ない静かな
里歩きを楽しむことができた。
・当初の予定にはなかったがせっかくの揖保乃糸の本場に来たのだからと昼食は素麺をいただくことにした。
予約していたので待つこともなく参加者は冷たい素麺、暖かいにゅう麺をそれぞれに食べることができた。
・觜崎摩崖仏は長年の浸食作用で回りの山が削られ、硬い安山岩が残り揖保川の川底から140mまで
屏風を立てたように見え国の天然記念物に指定されている。
・屏風岩頭頂部の高さ10mの大岩の上は自然の造形、柱状節理を楽しめる素晴らしい展望台で
眼下には揖保川が流れ、その先には「新龍アルプス」が横たわっていた




  そうめんの里から觜崎摩崖仏、屏風岩 寝釈迦の渡し、觜崎宿を巡る
 

   
 平成16年社殿再建の折り、揖保の糸のコマーシャルガールをしていた「キャンデイーズのスーちゃんが
100万円を奉納!!
 
  素麺神社
三輪素麺で知られる奈良県桜井市の大神神社の分社でそうめん製造に携わる人々の守り神として崇拝されている

     
  揖保の糸・資料館そうめんの里
せっかくの素麺揖保の糸の本場、昼食は参加者一同そうめんをいただいた

 
「そうめんの里 の館」を背景に・・・

     
 觜崎(はしさき)屏風岩
揖保川の川底から頂上まで140mあり、うち長さ120m、
幅4mは屏風を立てたような岩脈である。
国の天然記念物である。
登山口から通常20分のところを30分かけて
ゆっくり登った。
觜崎(はしさき)摩崖仏
揖保川に沿った岩山の崖面に彫られた
5体の石仏の一つ、唯一錫杖を持つ
等身大の地蔵菩薩、銘文が判別できる
   
  

 寝釈迦の渡し遠景
 その昔揖保川は瀬戸内海からの水運、山陽道、美作道、因幡堂の交通の要衝として
栄え觜崎橋の東詰には渡しがあった。
そして旅人はこの渡しから揖保川の対岸の南西部に連なる山々の眺めを
「釈迦が仰向けに横たわる姿」とみて旅の安全を祈った。
龍野城がある鶏籠山が頭部、両見峠が首、的場やまから亀山(きのやま)に
かけてのゆるやかな起伏が胸、腹部に見立てた景勝地である。
 
 
   

コースタイム&地図
JR三宮駅 8:54 東觜崎 10:16/10:45 ・・・ 素麺神社 11:00/11:10 ・・・ そうめんの里(昼食&展見学)

11:15/12:25 ・・・觜崎摩崖仏 12:45/12:55 ・・・摩崖仏拝殿 13:05/13:10 ・・・ 觜崎屏風岩登山口  13:15 

・・・屏風岩 13:45/13:55觜崎屏風岩登山口 14:25 ・・・ 寝釈迦の渡し 14:30/14:35 ・・・觜崎宿 ・・・

 JR東觜崎 14:45/15:13
                                                                   地図はこちら

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