山行レポート

雪山講習会     七七頭ヶ岳


’08.12.11屋内講習からスタートした第12回雪山講習会は今年も無事に終了しました。
今年は例年と異なり実技は1月、2月の2回のみとし、3月の宿泊を伴う講習は近年の傾向として参加者が減少気味のため取り止めとされました。

全科とも大勢の受講希望があり研修部としてはうれしい悲鳴というところでした。
今年の傾向として初心の方もそこそこながら、とくにリピーターの参加が多かったようです。
せっかくのご希望とあれば何とかしなければと2課・3課とも急遽、大型バスに切り替えての山行となりました。

今年も記録的な暖冬とかで2月の毛無山も雪があるかと危ぶまれましたが、なんとか雪を踏みしめることが出来て幸運でした。そして山頂から伯耆大山をはじめ、烏ヶ山、蒜山三山など一望でき皆さん大喜びでした。

七七頭ヶ岳・毛無山とも穏やかな晴天に恵まれ、積雪量は少なめながら初めての参加者もつぼ足、ワカン、アイゼン歩行と雪山山行に必須の歩行技術も一通り経験されました。
                                         研修部 N.H

雪山講習会参加状況
月 日 課  目 受講者数 講 師 要 員
 ’08.12.11  第1課: 屋内講習 29 1 3 33
 ’09. 1.25  第2課: 湖北・七七頭ヶ岳 28 5 3 36
 ’09 .2.15  第3課: 岡山・毛無山 30 5 5 40



  1月25日(日) 湖北:七七頭ヶ岳

出発前に念入りに準備体操 登山口の立派な石柱





山頂での昼食タイム、厳冬期とは思えない暖かさでした
新雪を踏んでつぼ足歩行の練習 ブナの大木の地点、急斜面

全員集合 講師によるワンポイントレッスン

山頂のお堂の前に立つ石祠 ワカンで下山開始し途中、アイゼンに変えて練習しました。最近の8本爪アイゼン


  2月15日(日) 岡山:毛無山

登山口にて出発準備、後方に目ざす毛無山が… ブナ林の中を稜線を目ざして。
汗ばむほどの陽気でした

画像では斜度が出ていないがかなりの急登でした
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ほとんどもう稜線

山頂からの伯耆大山。目の前に見えて圧巻でした 頂上手前の避難小屋をあとに意気揚々と下山開始





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